里山わさび復活プロジェクト

 わさび田の周りには、こぼれた種から繁殖したわさびがたくさん自生しています。わさびは「土」でも育ち、すりおろす根部は太くなりませんが、主に花や葉、その茎の部分を利用することができます。しかしながら、環境の変化や鹿の食害などにより、里山のわさびがどんどん減り、遺伝的な多様性や、花や葉わさびを楽しむ食文化が失われつつあります。たくさんの人の手によって身近な場所に苗を植えてもらい、小さなわさび野を再生していく。私どもはこのような活動に取り組んでいます。

里山わさび復活プロジェクト里山わさび復活プロジェクト

 まずは消えてしまえば二度と手に入らない、その土地の在来種を探してみましょう。基本的には私どもの苗をおすそわけしていますが、その土地の環境にはどのような品種が合うのかいろいろお試し下さい。不耕起、無肥料、無農薬、林間の遮光を基本としています。畑の柿や栗、庭木の下などちょっとした空間を利用することもできます。苗の植え付けは簡単ですので、初めての方でもお気軽にお試しいただけます。そして、根こそぎ収穫しないで、春になれば旬を迎える花や葉わさびを摘んでわさび漬けなどを毎年楽しみます。渓流沿いなどちょっとした水辺があれば、沢わさびとして根部を収穫することもできます。

里山わさび復活プロジェクト里山わさび復活プロジェクト

 日本列島の約7割は山間部が占めており、わさびが育つ環境は無数に存在します。鹿の被害が避けられない場所では、柵などで囲って保護するしかありませんが、環境に神経質なわさびを育てることは里山の手入れにもなります。おいしく親しみながら、里山のわさびと食文化を未来へつなぐ。このような活動にご興味のある方はぜひお問い合せ下さい。

 

わさび農家 北村わさび

北村宜弘(Yoshihiro Kitamura)

兵庫県豊岡市日高町十戸248

TEL:090-9983-7987
MAIL:info@kitamura-wasabi.com

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